【NGガクチカ】こんなガクチカはダメだ

就活生がやりがちなNGガクチカ例3選

ガクチカは、多様な視点から内容を考えることができます。

ちょっとしたエピソードでも、工夫の仕方で相手に自分を知ってもらえる回答になりますよね。

ですが、書き方によっては、せっかくのエピソードを活かしきれないことがあります。

やりがちなNG例には、以下の3つが挙げられます。

①エピソードのメインが「集団」になっている内容
②論理が飛躍しすぎている内容
③肉付けしすぎている内容

これらは、一見するときちんと書けているように見えるのですが、ガクチカの本質をついていません。


具体的な内容を、一緒に確認していきましょう。

①エピソードのメインが「集団」になっている内容

1つ目は、作成した内容がみなさん「個人」の内容として、語られていないことです。

ガクチカは、みなさん自身が課題に取り組み成長したり、これからの目標を述べたりする項目になりますよね。

ですが、内容によっては、なぜか「個人」でなく所属している「集団」のことしか記載されていないことがあるのです。

これは、エピソードととしてサークルやチームでの活動、経験を取り上げている人に多い傾向があります。

例えば、サークルである課題に直面し、それを解決するために行動し、結果が出たという内容を作成したとします。

サークルの勧誘活動で多くの人に来てもらうために、「サークル」として○○の活動をしたという内容だったとしましょう。

エピソードとしてはよくある内容ですが、ここで応募者自身はどのような行動をして結果を残したのか、読み取ることができるかと言えば、いささか疑問です。

サークルとしての動きは見えても、みなさん個人の行動を見ることができません。

このように応募者が見えない内容になってしまうと、人柄の判断がしにくいだけでなく、記載内容のイメージをすることすら難しくなってしまいます。

これでは、エントリーシートを通して個人を見ることができません。

②論理が飛躍しすぎている内容

2つ目の内容は、アルバイトのエピソードで多い例になります。

例えば、アルバイトでのアピールとして、「接客」に注目して内容を考えたとしましょう。

良い接客をした結果、店舗の売上が上がったという内容だったとすると、何か違和感を覚えませんか?

一見すると、努力したポイントになりますが、具体性という視点から見るとどうでしょう。

接客を頑張ったのは分かりますが、具体的に何を行ったことで売上に繋がったのか、その過程が足りないのです。

「こういうことをしたら売上が上がった」ということに、因果関係が見えない内容は「あるある」なのです。

先程の接客のアピールに関しても、売上が上がった背景に「追加注文が取れるように接客して単価を上げた」ということが分かると、理解度が違ってきますよね。

頑張ったことは大切ですが、因果関係が不明な内容はかえって分かりにくくしてしまいます。

このことは、論理的な表現にも関わってきますから、結果に導くための根拠はしっかりと提示するようにしましょう。

③肉付けしすぎている内容

3つ目は、自分で伝えたい内容の骨組みの肉付けをし過ぎていることです。

そもそも文章の肉付けは、本当に伝えたいことの骨組みをサポートするために行いますよね。

ですが、肉が付きすぎると、無駄な話になってしまう可能性があります。

多いダメな事例は、状況等を詳細に伝えようとする、専門分野の説明をする時の肉付けです。

どちらも詳しく説明したいという気持ちからなっていることですが、ガクチカで肉が多い内容は求められていません。

みなさんがそこで何をしたのか、それを見たいのです。

そうなると、肉が付きすぎることは自分で自分を隠していることになるのです。

肉付けは必要な時もありますが、バランスが大切ですね。

また、無理にフォーマットに合わせようとして肉付けした結果、内容面がおかしくなってしまう場合もあります。

最近では、フォーマットの情報をすぐに手に入れられますが、それに合わせなければならないことはありません。

無理をしてそのまま利用すると、肉付けの影響で質問の意図から外れてしまうこともありますので、ケースバイケースで考えましょう。

企業側が最も知りたいことが抜けているのはダメ

さらに、企業側がガクチカで知りたい「きっかけ」に関する要素が抜けているのも、NG例に入ります。

ガクチカは、自分の実績アピールやどのようなアルバイトをしたのかのアピールの場ではありません。

何がきっかけで頑張ろうと思ったのか、その部分が知りたいのです。

この部分は、全ての企業が求めている内容になるでしょう。

ダメなガクチカの共通点は、アピールしすぎた結果、個人の行動が見えなくなってしまう部分にあります。

ガクチカの基本は、課題に対して、みなさん自身がどう行動したかになりますよね。

その本質がなくならないよう、内容を検討すべきです。

まとめ

今回は、ガクチカのダメな例について、いくつかご説明しました。

ガクチカの主役は、あくまでもみなさん個人ですから、エピソードに出ている他の登場人物が主役になってはいけません。

ガクチカはズレた話を書いてしまうと、すぐに他のエントリーシートに移ってしまうのでシビアな項目だと認識すべきです。

だからこそ、企業側が注目できるような内容を考えられるように、何度も内容を練り直したいところです。

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