【具体的な書き方】エントリーシートは「STAR法」で攻略しよう

STAR法について学ぼう

就活の情報収集をしていると、「STAR法」という、書き方の指南を目にしますよね。

これは、就活で勝ち抜くために必要なエントリーシートの書き方になります。

これを知らなければ、そもそも就活の根本的なスタートラインに立てません。

STAR法のそれぞれの意味を踏まえながら、書き方の流れを見ていきましょう。 ①S(Situation)
②T(Target&Task)
③A(Action)
④R(Result)

4つの流れを押さえながら内容を考えると、完成した文章が論理的な形で完成します。

論理的な文章の近道とも言える方法ですから、是非マスターして下さい!

①S(Situation)

最初に考える内容は、話をするための概要や状況の説明に関することです。

どのようなエピソードでも、唐突に課題が見つかって行動する訳ではありませんよね。

就活生の場合ならば、自分が所属している組織や環境について触れる部分になります。

なぜ、この部分が最初に求められるのかというと、話を進めていく中でお互いに共有しなければならない情報があるからです。

例えば、みなさんがアルバイトでの経験を話す際に、どのようなアルバイトをしていたのかを説明しなければ、何の話か分かりませんよね。

話を進めていく上での前提の共有をする場面は、次の展開に欠かせませんから、きちんと提示しておきましょう。

ここでの注意点は、バイト先等の専門用語を当たり前のように使わないことです。

専門用語は、理解を阻んでしまう要因の1つですから、なるべく一般の人でも分かるような言い回しで表現するようにして下さい。

②T(Target&Task)

ここでは、生じた課題を提示するだけでなく、その前提である頑張った理由やモチベーションについて触れることになります。

例えば、課題を設定して取り組むといった内容を考えるにしても、「なぜ頑張るのか?」という理由がなければ人間は行動できませんよね。

この理由付けの内容は個人によりますが、「理由無くして頑張る」ということにだけはならないようにして下さい。

例え小さな動機であっても、頑張る理由があったからこそ、エピソードとして選んでいるのです。

ここに、みなさんの価値観が表れてきます。

③A(Action)

STAR法の「A」の部分は、4つの流れの中で1番重要です。

なぜなら、先程までの「S」や「T」は課題を設定した場面までで、みなさんはまだ行動していませんよね。

ここからが、企業側が絶対に見ておきたい部分だと言って良いでしょう。

 

「A」が重視される理由は、実際のビジネスシーンにあります。

ビジネスでは、素晴らしいアイディアを生み出せたとしても、それを実現できる行動力がなければ意味がありませんよね。

そのため、前段階で設定した内容をどう実現するのか、実際に行動できる人材なのかを判断するポイントになっているのです。

このような情報を知ると、自分に行動力があるのか不安になってしまう人もいるでしょう。

そして、「A」を攻略するには2つのポイントがあります。

・周囲を巻き込んで行動に移しているか
・試行錯誤の結果、達成できたかどうか

周囲を巻き込んで行動できているかは、企業側がとても注目しているポイントになります。

採用後は、個人で行動するのでなく、同じチームや組織として行動することが求められます。

つまり、組織として成果を残してくれる人材なのかを、チェックしていることになるでしょう。

この巻き込みの度合いは、大きければ大きいほど注目されやすいです。

アルバイトであっても、企業を動かすほどの経験があった人は、大きなチャンスになりますね。

また、試行錯誤しているかどうかは、みなさんの考え方や意思決定の仕方をチェックしています。

簡単に言うと、「自分で行動できるか」という確認になりますので、他者の言いなりで行動しているようでは注目されません。

主体性を持って仕事ができるか、という部分の判断ポイントになるでしょう。

④R(Result)

最後は、結果の部分です。

ほとんどの場合、Aまでを重要視しているため、結果まで重視されることは少ないです。

ですが、全体のまとめの部分になりますので、この部分も具体的に書ける内容があるならば数値化して提示しておきましょう。


例えば、売上のアップとただ記載するよりも、「5万円から20万円になった」と記載した方が明確に伝わりますよね。

また、未来志向のアピールとして、これからの目標や学び等をアピールできる内容も忘れないようにしましょう。

向上心があることは、プラスに働きます。

「STAR法」でマイナスをプラスに変えられる

STAR法の最大の強みは、マイナス要素のあるエピソードでも、プラス方向にガラリと変えられることです。

例えば、自分の短所を変えたいということで、周囲の人に協力してもらったエピソードが挙げられるでしょう。

これは、自分の短所を改善できたということで、周囲の人を巻き込み、試行錯誤しながら実現できた内容になりますよね。

一見すると「使えない」と思えるエピソードでも、アピールできるエピソードとしてストックできる可能性が出てきます。

マイナスをプラスに変える方法としても、覚えておいて損はないでしょう。

まとめ

今回は、エントリーシートの書き方の1つ、「STAR法」についてご紹介しました。

最初から文章化できなくても、書きたい内容がどの部分に該当するか確認することから始めて構いません。

この書き方は、ビジネスにも通用しますから、今から訓練しておくと将来役立つこと間違いありません。

就活で培ったスキルはみなさんを裏切りませんから、就活が終わっても一生の宝として大切にしていきましょう。

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