エントリーシート作成前の下準備①自分のことを知る(自己分析)

自己分析とは

エントリーシートを作成する際に必要となるのが、自分という人間をよく知ることです。

自分がどんな人間かをよく知らないと、エントリーシートに何を書いたらいいのかわからなくなることもあります。

自分を知るために、まずは自己分析を行いましょう。


自己分析は、自分を形成しているものについて理解することです。

過去の経験で培われた価値観や思考、長所や短所などを明確にして、自分が将来どうなりたいのかを考え、そこで有利に働く点や、不足しているものなどを浮き彫りにしていきます。

進路や部活など、過去に自分が選択したことは色々とあります。

その際、選択の理由となったのは何か、その際はどんな思考や感情があったのかを思い返し、分析していくのが自己分析です。

自己分析の目的について

自己分析は、何のために行うのでしょうか?

エントリーシートは就職活動のために記入するのですから、自己分析の目的も就職活動のため、ということになるでしょう。

順に考えていくと、就職活動は志望した企業から内定をもらうことを目的とします。

そのために必要なのが、企業で先行のために行うエントリーシートや面接などの選考ステップをクリアしていくことです。

ステップをクリアするには、対策が必要です。

志望動機や自己PRの質を上げることで、選考ステップをクリアできる可能性が高くなります。

そして、質を上げるために自己分析が必要となるのです。

自己分析を行うと、自分の価値観や思考、強みや弱みなどがわかります。

そうすると、どのように企業を選んでいるのかがはっきりとわかり、そうすれば、自分にはどのような企業や職種が合っているのかが理解できるのです。


また、自分がどのような人間かを言語化することで、自分がどのような人間かをほかの人にも伝えやすくなります。

それにより、面接でもはっきりと話せるようになるでしょう。

自己分析には、人生の軸となるものを見つけるという側面もあります。

しかし、それは非常に時間がかかるものです。

ほとんどの人は、一生をかけても終わることがないでしょう。

目的を「企業から内定をもらうこと」とはっきりさせることで、自己分析の幅を区切ることができます。

そうしなければ、就職活動をする時期には間に合わないでしょう。

人生全体の自己分析は、その後でもいいのです。

人生の中で、自分を顧みるタイミングは何度もあります。

自己分析は、その時でも構わないのです。


また、人生を過ごすうちに価値観や特技、性格などは少なからず変化していきます。

そのため、自己分析で一応の結論を出しても、それが永遠に続くわけではありません。

完璧に自己分析をしたとしても、それが常に正解というわけではないのです。

自己分析はどのように行うべきか

自己分析といっても、やり方がわからないという人もいるでしょう。

基本的なやり方は、2つあります。

ワークシートと、Web診断です。


ワークシートは、書店等で売られている自己分析の書籍の付録として入手できます。

また、ネット上でダウンロードすることもできます。

項目さえわかれば、ノートに書くだけでも問題ありません。

自己分析を行う人のほとんどは、このワークシートを用いて行います。

内容も様々で、用意したワークシートによって異なるのですが、その中でも特に取り組むべきポイントが3つあります。


1つ目は、自分史の作成です。

自分がこれまでどのような経験をしてきたのか、年代順に書き出していくのです。

どこまでさかのぼるかは、ワークシートによって異なります。

ここで書かれる内容は、人生の中で印象が強かった出来事や頑張ったこと、喜んだこととなるでしょう。

中には、悲しかった思い出なども含まれるかもしれません。

それを顧みることで、自分がどんなことに喜び悲しむのか、どんな価値観を持っているのかがわかります。

そこから、志望動機などにもつながっていくでしょう。


2つ目は、自分の人生でモチベーションがどう変化してきたかを折れ線グラフで示した、モチベーショングラフというものです。

どんな時にモチベーションが高く、どんな時に低かったかを明確にすることで、どんな時にモチベーションが高かったのかを把握します。

また、折れ線グラフにすることで人生における挫折や喜びがどんな時にあったのかがわかります。

そういったことを聞かれることも少なくないので、あらかじめ備えておくことができるでしょう。


3つ目は、周囲の人に自分がどんな人間だと思うかを聞いていくことです。

自己分析は、基本的に自分の主観で行われます。

しかし、それではバイアスがかかるため、正しい分析結果になるとは限りません。

そこで、他人からは自分がどう見えているのかを知って、その相違を確認します。

友人や家族などに質問することとなるでしょうが、その際に注意したいのが知りたいポイントによって聞く相手を変える、ということです。

正確な自己分析には、客観的な意見も必要です。

そのために、正直な意見を話してくれる相手に聞くようにしましょう。

まとめ

エントリーシートに記入する内容は、自分のことをしっかりと理解していなければ正確に記入するのが難しいところもあります。

そこで重要なのが、自己分析です。

自分の内面をしっかりと分析することで、より魅力的なエントリーシートを作成できるでしょう。

自己分析には時間がかかるので、なるべく早く取り掛かるようにしましょう。

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